育毛という名の幻想

髪が薄くなってきたと実感するようになると、多くの男性が育毛剤の存在に関心を持ち始める。テレビ広告だけでなくネット上にも雑誌にも、電車の吊り革広告もまちなかにデカデカと育毛剤を使えばどんな禿頭でもたちまちヤマアラシのように毛がビッシリと栄えてくる生えてくるかのように宣伝する。イメージキャラクターに起用されるのは決まって剛毛自慢で人気に陰りが出始めたタレントや芸能人だ。

ニューモ育毛剤効果とクチコミ

人気は陰ってきても髪だけはビッシリ生えているから、彼らにとっては最後の人稼ぎをするチャンスだろうが、肝心の育毛剤には何の効果も期待できない。イメージキャラクターたちはその育毛剤で髪を取り戻したのでは無いのだ。ハッキリ言って一度弱ってしまった毛根が復活して元気な髪を作ることは無い。育毛剤を頭皮につけても、毛穴から吸収されることはほとんど期待できない。薬液を添付しただけで気が生えてきたら、あなたの指の指紋から剛毛が生えてきて奇人変人扱いされることだろう。

指先から毛が生えて困っている人が現れないということは、そんな育毛剤には何の効果もない証拠だ。皮膚科の医者に処方してもらう薬なら、少しは効果があるかも知れないが、やがてはそれも効かなくなるのだろう。身体が慣れてしまうからだ。あるいは本当によく効く薬だったとしても、死ぬまでに豪邸が建つくらいの大金を1本の毛のために注ぎ込まなければいけなくなる。育毛という言葉を一体誰が考案したのか知らないが、ムダな時間と金を浪費するだけになるから、未練を捨てて諦めましょう。